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こんにちは、ケン娘(けんこ)です。
白髪の原因と、その対策としてフォーチ(何首鳥)が有効なのか、ということを考えています。
前回は、フォーチのサプリメントとしての由来をご説明させて頂きました。
今回は、より立ち入って白髪発生のメカニズムについて考えてみたいと思います。
連載、第2回目です。
・白髪の原因…色々あるけど「メラニン色素の不生成」が本命。
そもそもどうしてヒトは白髪に成るのでしょうか。
原因は、少なくとも5つ考えられているようです。
①メラニン色素の不生成、
②過酸化水素の蓄積、
③成長ホルモンの不分泌、
④色素幹細胞の損傷、
⑤ストレスや睡眠不足など。
こんなにたくさんの原因があるのですね。
しかしこのなかには、ただ一般論で言われているものもあるようです。
例えば、③成長ホルモンの不分泌、⑤ストレスや睡眠不足など、がそれに当たります。こんなことは白髪でなくても、ほとんどの疾患(しっかん)で言及されるものですよね。
また、すこし医学的すぎる原因もあります。
例えば、②過酸化水素水の蓄積が、それです。医療専門家の視点で述べられている原因で、素人にはとても太刀打ちできません。
更にまた、ケガの一種のようなものもあります。
例えば、④色素幹細胞の損傷が、それです。これは生理的な白髪発生の原因とはまた違うことですので、以下のお話では外すことしたいと思います。
そうすると最後に残るのは、①メラニン色素の不生成という原因だけに成ります。
結局、私達は残されたこの原因、すなわち①メラニン色素の不生成を、白髪の原因と見做すべきでしょう。
・メラニンとは?
(「メラニン」画像出典:Wikipedia)
こうして白髪の原因として考えるべきなのは、メラニン色素の不生成だけ、ということに成りました。
メラニン色素は、ただ単にメラニンとも呼ばれています。
メラニンとは「複雑な有機化合物であるところの色素」としか説明のしようがありません。上の化学的な描写(構造式)が示すとおりです。すこし、難しいですよね…。
・メラニン色素は、お肌には悪者。
でも私達は、実はメラニン色素の話に非常によく慣れ親しんでいます。
お肌のシミの話がそれです。誰しも、下のような図を見たことがあるのではないでしょうか。
(画像出典:第一三共ヘルスケア)
紫外線がお肌の表皮組織の最下部にあるメラノサイト(メラニン細胞)を刺激します。
それによって、最下層(基底層といいます)にあるイソギンチャクのようなメラノサイト(メラニン細胞)が刺激され、メラニン(メラニン色素)をばらまくわけです。
このプロセス(紫外線→メラノサイト→メラニン色素)自体、実は、そんなに悪いことではありません。
メラニン色素は、もともと紫外線からお肌を守るためのモノなのですから。
しかしよく言われるように、メラニン色素は、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)で外に掃き出されるものです。
でも、ターンオーバーがしっかりできていないと、メラニン色素が溜まって色素沈着が起こってしまうわけです。これが、シミの原因です。
以上のように考えると、お肌の話をするときは、メラニンは悪者と言わざるを得ません。
・メラニン色素は、白髪には正義の味方。
しかし、白髪の話になると一転、メラニンは正義の味方に変わります。
白髪の話をするとき難しいのは、まさにそのメラニン色素の正義の味方としての役割を説明する所なのです…。
つづきは次回、続けたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。m(_ _)m
本編は続きます。
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