シリルラマポーザは2018年期待を背負って大統領になった。
2024年にはANC議席急降下のピンチを切り抜けなんとか再選した。
こんにちは、品川です。南アフリカランドが久々の9.90円台に入りました。
新たなトレンド(2012-2015: 9円-11円)に入っていると言いたい。

ZAR/JPY月足
現在は2015年8月以来の高値。
つまり10年ぶり。
チャートで見るとランドは低迷期を抜け、新たな区間(2012-2015: 9円-11円)のトレード期に入った、と言いたいところです。この意味で復調期と言いたいのですが、正直な所、ファンダメンタルズ(ウクライナ戦争、イラク問題)次第でしょう。
要するに市場全体がブル(リスク選好)にならないと。
経済は好調?
そんな中で外為どっとコムで貴重な記事が出ました。読んでみたいと思います。
南アフリカランド/円 見通し「11年ぶり高値も視野…CPIで追加利上げ観測高まるか注目」
2026-06-14
[・・・]南アフリカでは[6月]9日に1-3月期国内総生産(GDP)が発表され、前期比+0.5%と市場予想(+0.4%)を上回りました。また、[6月]11日に発表された1-3月期経常収支は1910億ランドの黒字でした(予想:820億ランドの黒字)。
経済は好調のようです。しかし、中銀はそうは見ていないようです。
南ア準備銀行は、同国の経済成長が弱く、下振れリスクがあるとみている。2026年の実質GDP成長率予測は、3月に示した見通しの1.4%から1.2%に、2027年は1.9%から1.7%に引き下げた。同行金融政策委員会は声明の中で、「最近の勢いは好調にみえたものの、世界的な不確実性の高まりと可処分所得の減少が消費者支出と投資に影響を与えるだろう」と指摘した。一方、主要輸出品の価格は好調で、政府による国内改革が成長の可能性を引き続き支えていると述べている。
出典:JETRO
政策金利でメキシコを追い抜く!
日本の利上げ(2026年6月16日)も大きな事件になった。
(グラフをもうひとコマずらすと1%になる)
参考:朝日新聞
参考:この記事
つづきです。
17日に南アフリカ5月消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想は前年比+4.7%となっており、2024年6月以来の高い伸びになる見通しです。
予想通りなら南ア中銀のインフレ目標(3~6%)の中間値を上回ることになります。
中銀は5月会合で約3年ぶりに利上げを行ない、政策金利を6.75%から7.00%に引き上げました。その上で、今年のインフレ率の見通しを4.4%に上方修正(従来3.7%)。
中東危機の早期終結期待は薄れたとして、石油価格の予想を引き上げたことも明かしています。こうした中、17日の5月CPIの伸びが予想を上回るようだと追加利上げ観測が高まるでしょう。中東情勢にも左右されそうですが、今年2月に付けた2015年7月以来の高値である9.885円前後の更新も視野に入りそうです。
出典:外為どっとコム
要するに以前の記事で指摘したコストプッシュながらも慢性化を避けるための利上げという理屈で南ア中銀(SARB)は動いているようです。
理由はどうあれ、今回(2026年5月会合)での利上げで、ランドは遂にメキシコペソ(政策金利6.75%)を上回りました(上掲画像)。
しかし経済が快調というわけでもなさそうなので、まだまだ苦戦は続くと思います。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m


