今回のレスリングどんたくに限っていえば
CS放送(テレ朝チャンネル2)とインターネット配信(NJPW WORLD)のみ。
総集編がワールドプロレスリング(地デジ)で放送されるだろう。
出典:NJPW
おはようございます、ヤマガタです。
TV契約はプロレス団体にとって大きな(というかメインの)収益源なのですが、新日本プロレスの今について、それを考えてみました。
ケーブルテレビと地上波の区別がついていない(日本では)
日本のTV文化が、アメリカと最も違うのは、ケーブルと地上波の区別が付いていないことでしょう。
アメリカだとケーブル(有料)、地上波(無料)という圧倒的な違いがあります。
しかし日本ではJCOMのように、ケーブルで地上波(アンテナ受信)を代用することもあり、ケーブル(有料)vs 地上波(無料)という対立が起こりにくい。
| 項目 | アメリカのテレビ事情 | 日本のテレビ事情 |
|---|---|---|
| 地上波とケーブルの分離 | はっきりと分離している(法規制や市場が異なる) | 融合・一体化が進んでいる(地域インフラとして融合) |
| 地上波(Broadcast) | 各都市のローカル局がネットワークを形成し、無料放送を担う | キー局が全国ネットを網羅し、ほぼ全国どこでも視聴可能 |
| ケーブルテレビ(CATV) | 有料の専門チャンネル(スポーツや映画など)を中心に独自発展 | 難視聴地域の解消および地域の総合情報通信インフラとして発展 |
| 主なビジネスモデル | 地上波(無料・広告)とケーブル(有料・コンテンツ)が明確に棲み分け | 地上波中心の無料放送に加え、インターネット配信へシフト |
| 国土とカバー範囲 | 国土が広大でローカル局の独立性が高いため、有線配信網が必須 | 全国一律のネットワークが整備されており、ケーブルの役割が異なる |
地デジ:ワールドプロレスリング
現在、地上波(地デジ)で新日本プロレスの試合中継は行われていません。総集編がワールドプロレスリング(上掲画像)で放映されているだけです。
Geminiによる分析
深夜枠(関東ローカルなど)への移動や放送時間の短縮に伴い、テレビ局から新日本プロレスに支払われる現金としての放映権料は、現在では当時の全盛期と比較して大幅に減少している(または実質的なゼロに近い等価交換のプロモーション契約になっている)と、プロレスのビジネスモデル分析等で指摘されています。
実態はわかりませんが、さもありなん、という話です。
BS(Broadcasting Satellite):ウロボロスモデル
BS放送(衛星放送)は、 宇宙にある放送衛星を使った放送です。専用のアンテナや対応テレビがあれば、基本的に追加の契約なしで視聴できます。
けれども、私のようなTV無関心族をはじめ、自宅でそもそもTVを見ない人は、地デジからBS放送にチャンネルを切り替えることは、ほとんどないのではないでしょうか。(実際、私の自宅ではBS放送は、そもそも映らない)
新日本プロレスでは、下記の番組を放送しています。
番組名: ワールドプロレスリングリターンズ(上掲画像)
放送局: BS朝日
放送日時: 毎週金曜 夜 9:00〜9:54
【特徴】 地上波(テレビ朝日)で放送された内容をベースに、未公開シーンや選手のインタビューを追加し、メインの試合を長尺でじっくり見せる構成。 金曜のゴールデンタイムに放送されるため、週末に向けて新日本プロレスの熱い試合を手軽に振り返りたい場合に最適。
興味深いのはこのBS放送は、ブシロードが宣伝を買って出ていることです。
ウロボロス(Ouroboros):古代から伝わる、自分の尻尾を食べて輪を作る蛇(または龍)
こんな収益構造(無収益構造)が見て取れます。
CS(Communications Satellite):有料版BS(衛星放送)
これは実質的にNJPW WORLD(新日本プロレスワールド)と同じ。
衛星放送とストリーミング(インターネット)の違いを除けば。
地デジがブロードキャスト(地域を限定するが強力な地上波)であるのに対し、BSやCSは衛星を使うので全国ネットです。
| 放送の種類 | 視聴に必要な契約 | リモコンの操作・見方 |
|---|---|---|
| BS放送 | 基本料金のみ(追加契約不要) | リモコンの「BS」ボタンを押す |
| CS放送 | 専用コースやオプションの有料契約が必要 | 専用チューナーを使い、リモコンで「CATV」または「CS」を選択する |
しかし入りにくい。私は見たことがない(有料契約なので)。
CSテレ朝チャンネルで『ワールドプロレスリングLIVE』および『ワールドプロレスリング クラシック』という番組をやっているようです。
しかし『ワールドプロレスリング クラシック』の方は実質的にレギュラー番組であることを止めています。下記ツイート参照。
【ch2】今夜10時~ ワールドプロレスリングクラシックス「外国人レスラー編」💪 #坂口征二 #アントニオ猪木 vs #カール・ゴッチ #ルー・テーズ/ #タイガー・ジェット・シン/ #アンドレ・ザ・ジャイアント/ #スタン・ハンセン ほか “往年の名場面”をお楽しみに https://t.co/tO84tE7Vop pic.twitter.com/5lxGWFPwd5
— CSテレ朝チャンネル (@tvasahi_cs) June 18, 2023
インターネット(ストリーミング)
あとはストリーミングで言わずと知れたNJPW WORLD(新日本プロレスワールド)と、あとアマプラ(AmazonPrime)でもやっているみたいです(上掲画像)。
結論:TV契約は機能していない。
以上を見て思ったのは、放映チャネル(流出口)の分散化は、儲かっていないことの端的な現われだ、ということです。
特にBS放送のウロボロス化(収益自己消費構造)は、それを顕在化させています。
そうすると新日本プロレスの好不調は、観客動員数にダイレクトに現れている、と考えられるでしょう。この点において、新日本プロレスは思ったより苦境に立たされていると想像します。
棚橋弘至のような元選手社長を雇っているのは、今までの社長のように(大張高己(おおばり たかみ),ハロルドメイ)のように社長報酬にうるさくなく、いかにも自己犠牲の精神で貢献してくれそうだったからではないでしょうか。
参考:【衰退か?】新日本プロレスの「四大大会」【主力選手離脱の原因を考える】
参考:棚橋弘至新社長記者会見(日本時間2023/12/26)
参考:辻陽太の新日本プロレス批判(2026/2/11 The New Beginning In Osaka)
あと、新日本プロレスは思ったより数倍ウルフアロン(アーロンウルフ)頼みであることも上掲画像の広告画像からヒシヒシと伝わって来ました。
確かに地方興行であればあるほどウルフアロン(アーロンウルフ)でないとお客さんを呼べない、ということはすごくよくわかります。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m





