大御所が動きました。
(出典:BrandonThurstonツイッター)
こんにちは、ヤマガタです。日本では、あんまり話題にされてませんが、メディア界隈ではWWE身売りは既定路線のようですね。あとは、買ってくれるかどうかで、WWEが身売りをしなかったとしたら、それは「できなかった」ということでしかなくなるとおもいます(つまりWWEにとって不幸)。
ブランドンサーストン
すでに以前の記事で触れたことですが↓
WWE身売りのような経済的経営的視点でプロレスビジネスを分析するメディア関係者の有名どころとしてブランドンサーストン(Brandon Thurston)がいます(トップ画像)。
すでにWWEの身売り先としては昨日の記事でも触れたCNBCの手堅い記事があるのですが↓
参考:Vince McMahon is back at WWE to ensure a smooth sale process. Here’s who might want to buy it
ブランドンサーストンは↓こう分析しています。
当然ながらWWEの買い手の一番手は、USAネットワークつながりでNBCだ。より具体的にはコムキャスト(Comcast)グループ。
しかし、UFCの親会社であるエンデバー(Endeavor Group Holdings)もあり得るだろうね。
アマゾン(Amazon)もある。
いずれにせよ、買い手はビンスのスキャンダルに慎重になるべきだろう。娘のステファニーが認めた通り、あのスキャンダルはWWEの広告入札にとって大きな傷跡を残したらしい。
Most plausible buyers of WWE seem to be Comcast (NBCU’s parent) and Endeavor (UFC’s parent), maybe Amazon. These companies and any business partners have to weigh whether they want to do business with Vince, whose scandals Stephanie has previously said hurt ad sales last summer.
午前1:11 · 2023年1月7日(日本時間)
なぜUFCか?
UFCはダナホワイト一頭体制でない、というのは↓こんなところから伺えます。
UFCはESPNによって放送されているんですけど、ESPNは、ディズニーのABC買収によってディズニーの傘下になりました↓
ダナホワイトは、そんなESPN(ディズニー)には頭が上がらないそうです。
他方で、UFC自体はエンデバーグループ(Endeavor Group Holdings)によって出資されており、ダナホワイトは、そういった縦割り社会で、かなり窮屈な思いをしているようです。
そんな背景にある巨大メディアコングロマリット(複合企業)の視点でみると、ダナホワイトも、ビンスマクマホンとしても、似たりよったり、とのこと↓
どこまで金持ちいるねん、って話なんですが、そういった企業の上の上からみれば、興行師ビンスとダナはおんなじだから一緒にしてもいいんじゃない?という発想があるみたいで、だからUFCの親会社エンデバーグループ(Endeavor Group Holdings)がWWE買う、という線は残るみたいですね。
Amazonが買うの?
AmazonがWWE買う、ってのは、やはりネットビジネスに長けていて、独自のAmazon Prime Videoにキラーコンテンツを入れたいからでしょうね↓
参考:Amazon Prime Video(Wkipedia英語)
最近One Championshipで独自コンテンツを導入したことも注目されました↓
あのビンスマクマホンも所詮、だれかの手のひらで踊らされている、ということになるのでしょうか。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m