ケニーオメガ、遂にIWGP戴冠!!(2018/6/9ドミニオン大阪)

(「この10年間いろいろ・・・」
出典:NJPW)

 

 

こんばんは、ヤマガタです。時差がありますけど、(2018年)6月9日は格闘技の日みたいで、日本では新日本プロレスのドミニオン大阪大会、アメリカではCMパンクのUFC第2戦があります。

 

で、時差的に先だった新日本プロレスのドミニオン大阪大会ですが、遂に、ケニーオメガ選手が悲願のIWGP戴冠を成し遂げました。

 

時間無制限3本勝負という、バーベル持ちながらマラソンするみたいな試合だったのですけれども、オカダ選手とオメガ選手、身体から湯気を出しながら最後までやり切りました。

 

いかにもレスリングオブザーバーのメルツァーが好きそうな試合で、評価で★7とか行きそうですね。

 

メルツァーではありませんけれども、レスリングオブザーバーのETHAN RENNER氏は、次のように書いています。

 

 

最低限控えめに言うが、今まで見た中で屈指の試合だった。どうしてオメガとオカダがこの偉業を達成できたか分からない。2人は平均以下のことをしただけでバッシングされる状況にあった。でも見事、期待に応えた。

At very least, this is on the shortlist of the greatest matches I’ve ever seen. I don’t know how they did it. They were in a situation where anything less than an all-time classic would have been a disappointment, and they absolutely delivered.

 

 

新日本ラブまる出しですね。

 

ちなみに主要な試合結果ですが・・・

 

① 高橋ヒロム選手が、ウィルオスプレイからIWGPジュニア奪取!!

 

② ヤングバックスが、SANADA&EVILからIWGPタッグ奪取!!

 

③ クリスジェリコが、内藤哲也選手からインターコンチネンタル王座奪取!!

 

・・・となっています。

 

では、肝心のオカダ vs. オメガ戦を見てみましょう。

 

(以下、画像出典はNJPWです。)

 

 

 


・では、早速試合に行ってみましょう。


意外な丸め込みでオカダ選手1本目先取。

 

 

3本勝負で、1本目25分くらい、2本目25分くらい、3本目15分くらいで、計1時間5分くらいの試合でした。205Liveより長い・・・。

 

オメガ選手のセコンドには飯伏選手、オカダ選手のセコンドにはいつもの外道選手、という布陣でした。

 

オメガ選手の煽りが、飯伏選手友情ネタで、ちょっとクサ過ぎて会場の失笑を招いていましたが、まあ良いでしょう。

 

試合自体は、オメガ選手に対する声援が多い印象でした。

 

グラウンドからの玄人向けの立ち上がりで、徐々に激しい攻防に・・・。

 

1本目で十分体力使い果たすような激しい試合でしたが、最後は意外なことに、オメガ選手がオカダ選手のレインメーカーを交わして飛びつき型腕ひしぎみたいなことをやろうとしたところをオカダ選手がオメガ選手を丸め込んでオカダ選手が勝利しています。(←わざと紛らわしく書いてるだろ・・・。)

 

 

 


・2本目。


危険すぎる!!

実現しなかったけど、

ちょっと見たかった・・・。

 

 

試合は徐々に危険な攻防へと傾いて行きます。

 

2本目のクラマックスは、オメガ選手がエプロンサイドからオカダ選手を場外のテーブルにバックドロップしようとしたところでした(上掲画像)。

 

実現しませんでしたけど、ちょっと見たかった。でも鉄柵の位置が危険すぎですね。

 

話それますが、本試合に対するオメガ選手の身体の絞り方は尋常ではありませんでした(下記画像)。

 

 

ジュニアの面影なし。

 

 

そんな更なる肉体改造に成功したオメガ選手が、最後はVトリガーから片翼の天使で、2本目に勝利しています。

 

 

 


・3本目。


スタイルズクラッシュ!!

 

 

3本目になります。

 

よくやるわ、という感じ。2人とも目がうつろ。

 

ちなみに、1本ずつ勝負の間に2分のインターバルが挟まれます。

 

3本目は、かなりキツそうでした。

 

が、ダラけた感じはなく、オメガ選手もスタイルズクラッシュなどを出して変化を見せてくれます(上掲画像)。

 

 

 

レッドシューズ植野を使って

立ち上がるオメガ。

海野はうんのと読む。

 

 

 

疲れる2人をよそに、会場のボルテージは上がって行きます。(途中、場外戦で酎ハイをブチまけられたことを苦情する客あり。)

 

そして、運命のときがやって来ます。

 

レインメーカーやらツームストンやら、ヘッドシザースやら、茹で上がったイカみたいな顔してやる2人。

 

しかし、最後の瞬間!!

 

Vトリガーから、片翼の天使!!

 

そしてフォール!!

 

ワン、ツー・・・スリー!!

 

オメガ選手勝利!!!!

 

ワー!ワー!!

 

個人的には、2017年イッテンヨンのオカダ vs.オメガのインパクトが凄すぎたので、それを上回る印象は無かったのですが(3本勝負は見てる方も疲れる)、なによりオメガ選手にとっては歴史的瞬間。

 

ということで、この試合の評価は非常に高いものになると思います。

 

 

 


・今年でオメガは退団か?


なんか最後、

コーディがシメるみたいに

なっていた。

 

 

さあ、これでオメガ選手が遂に新日本での目的を達成しました!!

 

これで今年、オメガ選手が退団する確率がグンと上がった気がします。

 

いまのところ、新日本はコーディもヤングバックスもいますし、オスプレイをヘビーにすることもできますから、オメガ選手の抜けた穴を埋めることは不可能ではないでしょう。(ゴールドバーグで埋めるってのは、あんまり食指をそそられない。)

 

では、今年でオメガ選手は、新日本を退団するのでしょうか。

 

資金力的に新日本がオメガ選手を止めることはできないでしょうから、結構、退団の現実味は帯びて来た気がします。

 

タイミング的にも、いまがベストかも知れません。

 

どうなるんでしょうかね。

 

年末にかけて、面白い動きがみられそうです。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

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