(「さいきん観客が
イヤァオを
言ってくれない。」
出典:WWE)
こんばんは、ヤマガタです。去る3月11日、オハイオ州コロンバス(コロンブスと綴りは同じ)で、レッスルマニア前最後のPPV、ファストレーン(Fastlane)が開催されました。
ストーリーライン的にメインは何といっても、AJスタイルズのWWE王者を賭けて、ジョンシナやイェップムーブメントが激突する6パックマッチでした。
しかし、われらが中邑真輔(Shinsuke Nakamura)選手も、ぎりぎりでルセフとのストーリーを詰めての対戦、第1試合目でした(※)。
(※前座の1試合あり。尊師デリンジャーが出ていたのだが・・・。)
・ルセフは本当に良い選手。
(「基礎がしっかり。」
出典:WWEー以下同じ)
ナカムラ選手の対戦相手のルセフ選手ですが、隠れた(隠れていないのですが)実力者、といった趣で、ナカムラ選手が2017年に足止めをくった宿敵ジンダーマハル選手に比べれば、100倍良いパフォーマーだと言えるでしょう。
まず、強い。カラダびっくりするくらい、柔らかい。面白い。
それが、ルセフ。(←よくわかんねーよ)
・なぜか「カモーン」が市民権を得る。
観客も「カモーン!!」と言ふ。
ナカムラ選手の今回の試合を見ていて驚いたのですが、「カモーン!!」が殿堂入りを果たしてたのですね。つまり、シナの「You Can’t See Me!」みたいに、そのムーブに合わせて観客が合唱するように成っていたのです。
日本のわれわれから見ると、やって欲しいのは「イヤァオ!」なのですが、なんともアメリカのプロレスの入場スタイルが、ナカムラ選手の確立したロープを掴んでくにゃっ(←スミマセン説明下手で・・・)とイヤァオ!を言わせるタイミングを失わせてしまっているので、どうにもこうにも、見せ場がなかなか無かったんです(ROH辺りから既にそうでした)。
その見せ場が「カモーン!」に成っていたとは・・・。
・最早ベストバウト。
速過ぎて
ナカムラ選手が
残像に成っています。
マハル選手とは全く違う千両役者のルセフ選手と絡んだことで、大変な好試合に成りました。2人ともキャラが立っているので観客も大興奮しています。「ナカムラ!ルーセフデイ!!」の大合唱でした。これ、1試合目としては最高でしたね。
しかしなぜSmackdownは、PPVだけ、こんなに盛り上がるのでしょうか・・・(通常放送のSmackdownでは、カメラワークの背後はガラガラだというのが既に各メディアで暴露されています)。
上掲画像ですが、試合終盤、ナカムラ選手がキメのキンシャサに突撃して来たところを、ルセフ選手がスラストキック(トラースキック)でカウンターした場面です。
受け身知らなければ、即死でしょう、こんなの。でも鍛えに鍛えているナカムラ選手は大丈夫なんですね!!すぐに立ち上がります!!!すぐに・・・
あ・・・・
・辛勝!!
ワン、ツー・・・
スリー!!!
最後はルセフのキャメルクラッチを切り返して、背後からのキンシャサ(←これも危険な技ですよね)、そしてトドメにもう一発キンシャサで、ナカムラ選手が逆転勝利しています。
この1勝は、WWEユニバース的には大きな1勝だと思います。着実にコツコツと、こうやってステータスを上げて行く選手は、きっとファンから揺るぎない支持を得ることでしょう。
いよいよ、ナカムラ選手も、シナやレインズクラスのメインポジションを与えられる中心選手に成るんでしょうね。すごいな~。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
・おまけ。
ブルガリア ノ ルセフ ガ ヤッテクル ゼ
シンスケ オマエ ニ オシエテ ヤルゼ
オマエ ハ ホンモノ ノ アーティスト ジャナイ ゼ
コンナ ダサイ マチ(コロンバス) ニモ イタクナイ ゼ
ルセフ ガ カッテ レッスルマニア ニ カケテ ユクゼ
イングリッシュ氏は、まさかのラップでした。
このひと一体、何処を目指しているのでしょうか・・・。
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