205Liveの迷走が止まらない・・・。

(「もはやNXT」出典:WWE)

 

こんばんは、トザワ選手のことについて書こうと思ったのですけれども、バディマーフィー(Buddy Murphyー上掲画像)選手の205Live加入アナウンスのあたりから、尋常でないものを感じ始めたので、先にそっちについて書きたいと思います。

 

 


・205LiveのトリプルH化。


(「先週はロデリックストロング選手加入」

出典:WWE)

 

 

前回お伝えしたとおり、205Liveが、トリプルH主導のもと、CWCに先祖返りすると言われています。

 

そのトリプルH化が、どのようなタイミングで何時はじまったのかは定かではありません。

 

個人的には「ヒデオ選手加入後」と考えると妙に納得が行きます。

 

先週の、ヒデオ選手1回戦敗北は、そう考えると腑に落ちるのです。

 

何が言いたいのかというと、205Liveにおいて「ヒデオ選手の存在を特別なものにする必要がなくなった」。そういった舵取りが始まったように見えるのです。

 

私の記事で言うと、ヒデオ選手の存在が205Liveで特別だったのは、

 

【吉報】ヒデオイタミ、205Liveへ!!その1 (2017/11/22)

から

ヒデオ選手負けた・・・。 (2018/2/7)

まで

 

です。これが、ヒデオ選手が205Liveの中心選手だった時間です。

 

正直、タイトル奪取には時間が無さすぎ、今度は人事に翻弄されたヒデオ選手、といった印象がぬぐい切れません。

 

いずれにせよ、先週のヒデオ選手の1回戦敗退は、そういったこと(最早ヒデオ氏中心ではないということ)をオーディエンスに伝えるための演出だったのではないでしょうか。

 

 

 


・ヘビー級化が止まらない。


 

(「これでジュニアはない。」出典:WWE)

 

 

ヒデオ選手の売り出し方(hype)は、「NXTでヘビー級レスラーを体格差をものともせずやっつけて来たジャパニーズセンセーション」でした。

 

つまり、ヒデオ選手はカテゴリーとして依然、「中軽量級(ジュニア)」だったのです。

 

そして、205Liveの懲りない面々も、みな軽量級だからこそ、ブランドとして維持されて来ました。

 

そこに人気があったのかどうか、というのは別問題ですが・・・(後述)。

 

しかし、先週ロデリックストロング(Roderick Strong)選手、そして今週バディマーフィー(Buddy Murphy)選手が、205Liveに加入し、大型化が最早、止まりません。

 

要するに、NXTとほとんど区別がつかなくなって来ているのです。

 

 

 


・体重をチェック。


(「ネヴィル選手」出典:WWE)

 

 

205Liveのメンバーは、日本のプロレスで言うところのジュニアのカテゴリーに当たります。

 

「205(ツーオーファイブ)」は「205ポンド」を意味し、1ポンド=約0.45キログラムですから、92.25kgがリミットです。

 

ネヴィル選手が加入した時、「おいおい205ポンド超えてるだろ・・・」というウワサが広がったのですが、ネヴィル選手は辛うじて88kgでした。

 

そういった違和感(205ポンドを超えている)は、今回のストロング選手とマーフィー選手の加入にも当然、感じられるわけです。

 

そこでWWEは今回の205Live放送分、マーフィー選手加入に際して、わざわざ計量場面を番組途中に挿入しました。

 

GMのロックスタースパッド(なんとかマーベリック)が言います。

 

「バディマーフィ、204.4ポンド(91.98kg)、205ポンド以下、OK!!」

 

わざとらしいギミックやな・・・(本記事トップ画像がその場面です)。

 

ちなみにロデリックストロング選手は、ウィキペディアレベルでは95kg(211ポンドくらい)で、205Live失格です。WWEのプロフィールでは、200ポンドに変わっていますが。

 

 

 


・とにかく何を目指しているのか分からない。


 

レスリングオブザーバーなんかは、先週のヒデオ選手 vs. ストロング選手の試合を評価していて、

 

良く成って来ている。あとは観客の関心が向くかどうかだ。

This was an outstanding match, but one greatly hurt by the crowd simply not caring.

 

と評価しています。

 

ただ、この話は、ストロング選手の加入まで、でしょう。

 

今回のマーフィ選手の加入は最早、205Liveのブランド自体を崩壊させている気がします。

 

 

 


・原因はたぶん、選手の力量じゃない。


 

トリプルHは、「やはりアメリカ人には中軽量級はウケない」と思い、いまの重量級化を進めているんだと思います。

 

でも、そこに原因は無いと思うんですよね。

 

ずっと問題になっている205Liveのシラケは、私自身もよく考えたんですけど(考えんなよ)、選手自身の力量じゃないような気がします。

 

単純に、Smackdownのあとの深夜帯にしていること、これが原因だと思います。

 

これを揶揄したカトゥーンを、最後に載せますね(↓)。

 

 

(クリックで移動します)

 

 

メタリック「どうだ!」(訳省略)

 

お客「メインイベントも、スマックダウンも見たんだよ。もう十分だ・・・。」

 

お客「行こう・・・。もう、アンブローズもエルスワースも見たからいいよ。」

 

お客「渋滞避けたいしね・・・。」

 

清掃人「いいすか?」

 

清掃人「もう掃除、終わらせたいんですけど。」

 

清掃人「これ以上遅くなると、困るんですよね・・・。」

 

 

・・・・・

 

それでは。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

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