(出典:WWE)
こんばんは、ヤマガタです。クルーザーウェイトトーナメント1回戦敗退で「WWEを辞めてしまうのではないか?」というウワサが広がったヒデオイタミ(Hideo Itami)選手でしたが、目下のところ、力強くウワサを否定してくれています。
・オレはまだ終わっていない。
But Not Done Yet
— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2018年2月7日
「オレはまだ終わっていない。(But Not Done Yet)」
「But(しかし)」は、「It’s Over(負けたよ)」という前回のツイートからの続きです。
続けると、
「It’s Over. But Not Done Yet.(試合には負けたけれども、オレ自身はまだ終わってはいない)」
と成ります。
「Done(WWEでの選手生命が終わった)」という表現を使っている辺りを見ると、ヒデオ選手、この表現を見出しにも使ったスポーツキーダやケージサイドシーツを意識していると思われます。
それぞれの記事を、順に見てゆきましょう。
・スポーツキーダ(Sportskeeda)
クルーザーウェイトトーナメント1回戦敗退で「ヒデオはもうWWEを辞めるんじゃないか」と真っ先に予測したのが、前回も扱った、Gary Cassidy氏の記事でした。
Gary Cassidy氏の記事は、ヒデオ氏の初めのツイート「It’s Over」を見て書かれたもので、その約14時間後にヒデオ選手が追加した今回のツイート「But Not Done Yet」を見て書かれたものではありません。
ちなみに、前回の私の記事もそうです。
だから、Gary Cassidy氏は「It’s Over」のツイートだけ見て、ヒデオ選手の状況が悪い方向に向かっているのはないか、という予測しました。
でも、ひと晩あけたらヒデオ選手が元気に「But Not Done Yet」とツイートしていたので、Gary Cassidy氏は新たに記事を加えています。
そのタイトルは、
「続WWEのウワサ:WWEとの契約終了を否定するヒデオのツイート(From the WWE Rumor Mill: Rumor killer on Hideo Itami leaving WWE)」
です。
どんなことが書いてあるのでしょうか。
こんな感じ(↓)です。
クルーザーウェイト1回戦敗退後のヒデオの「It’s Over」というツイートは、彼がWWEを去ることを示唆していた。
しかし、(14時間後)それをカバーしたツイートが為され、ヒデオは、周囲のウワサをはっきりと訂正した。
ともあれ、彼は205Liveに留まるようだ。
After a first-round loss to Roderick Strong in the 205 Live Cruiserweight Championship Tournament, Itami took to social media and seemingly hinted at his departure from the company.
However, a follow-up tweet has firmly righted that tweet and it looks like the hard-hitting Cruiserweight will be staying after all.
そしてこの文章に続き、手のひら返したような褒め言葉が続いています。
調子いいなこのひと。
・ケージサイドシーツ(Cagesidesheets)
つづけて、ケージサイドシーツに載ったSean Rueter氏の記事を読んでみましょう。
タイトルは、
「ヒデオイタミは、本当に”終わって(done)”いたなら、WWEとの契約を終了してしまうかも知れない。(Hideo Itami might be done with WWE (unless he isn’t))」
です。
カッコ内の「unless he isn’t」が二重否定で訳しにくいので肯定で訳しました。「if he is done」ということで良いでしょう。
文章自体は、ありがちな「題名ドキドキ → 内容おだやか」系で、内容はいたって穏便です。
取り立てて述べることは無く、上に見たスポーツキーダのGary Cassidy氏の2つの記事を合わせたのと同じことを言ってます。
まとめると、こんな感じ(↓)です。
「It’s Over」でヒデオ辞めると思ったけど、「But Not Done Yet」でそれを否定した。めでたし、めでたし。
ヒデオ氏の2つのツイートに対する海外メディアの反応は、みんな同じみたいですね。
・ただひとつ、気に成ることが。
ただ、ケージサイドシーツの記事を読んでひとつ学んだのは、最近、205Liveのマネージャーが、ビンスマクマホン(=ショー好き)から、トリプルH(=ガチ好き)に代わったみたいで、それが、205Live自体をハードヒット、要するにNXTタイプのものに先祖返りさせている、ということです。
なんで「先祖返り」かと言うと、205Liveの前身である2016年に開催されたCWC(クルーザーウェイトクラシック)が、そのタイプつまりハードヒット路線だったからです。(詳しくはこの記事をご覧になってください。)
そしてこの路線変更は、ヒデオ選手にとっては追い風に成るだろう、ということです。
どうでしょうね。
ヨシタツ選手あたりの件で「日本人嫌い」のイメージが残っているトリプルHなんですが、このコワモテの監督のもと、ヒデオ選手は成功することができるのでしょうか。
応援しながら、見守って行きたいと思います。
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それでは。
また何かあったら記事にさせて頂きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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